それから忙しくて、 龍二さんが無事なのか、 考えてる暇も無かった。 「止血して、こいつは病院に運ぶわ」 忙しそうに無傷な人に指示を出していく麗奈さん。 「こいつは他の部屋に行かせて、気失ってるだけよ」 あたしはその姿をただ呆然と見ているしか出来なかった。