未来なんていらなかった。


永遠なんて言葉が大嫌いだった。


「うれしいな、こんな若い子を
相手に出来るなんて」


加齢臭臭いおじさんに抱かれる
永遠なんてもっと大嫌い。


「…ん…」


感じた振りをするあたしも疲れる。


もう全てがどうでもいい、
そう感じ始めていた。