ヤクザに愛された女 壱



朝からテンションの高い麗奈さんは龍二さんを凄い勢いで殴っていた。


「…あの、あたし何もされてないですよ?」


そんな龍二さんが可哀想になり麗奈さんにそう言うと、


「本当に?もぉこの猿がごめんね?」


と言いながらやっぱり殴るのは止めなかった。