「真、海!!こいつ運べ…
梨華、帰るぞ」


そういうとあたしの手を
引き歩き始める龍二さん。


「…龍二さん、帰る前に
家よってほしい」


「…あ?」


あたしの言葉に眉間に
皺を寄せてみてきた。


「…明日学校…制服家にある、
今なら誰も居ないはず」