でも少ししたらそれも
飽きてあたしは龍二さんの
服を引っ張った。


「…なんだ?」


それにすぐ気付いた龍二さんは
視線をあたしに向けた。


「…外行っていい?」


「…あぁ、倉庫からは出るなよ」


あたしの質問にそう答えて
くれたのであたしはタバコを持ち
部屋からでた。