「…ん…いたっ…」 いつまで気を失って居たんだろう。 さっきまで朝日が昇っていたのに 今はもうかなり上の方に太陽が見える。 「…はぁ、」 あたしは人の気配がしない家を 見回り母親が居ない事を確認した。 散乱しているあたしのカバンの中身、