「馬鹿な事しないで、
あんたはあたしのために
SEXして金さえだせばいいの」


遠退く意識の中、腕の痛みと、
母親があたしのカバンを
探る影が見えた。


「…や…めて…」


その言葉をいったのか
言ってないのか曖昧なトコで
あたしの意識は途絶えた。