可哀想なあたしは
龍二さんから冷たい視線をうけ、


周りからわなんだか
痛い視線が降り注いだ。


「…ごめんなさい…」


そんな空気に妙切れずあたしは
謝りながら近くにいた
海斗くんの背中に隠れた。


「…ちょっ…おい!!」


そんなあたしに
焦った声をだす海斗くん、


「…だめ…なの?」