なんのために皆川は、嘘をついたのか。 そんなの俺には、全く分からなかったけれど。 だけど…… 「誕生日。期待してろよ。ウイニングボールお前にやるよ」 俺は皆川に約束した。 皆川はその言葉に、勢いよく振り向くと、涙を流しながら笑った。