(負けパターン)

(ノ゚O゚)ノ 凡ミスだった…
あなた(和紀)は、一度対戦して勝った相手にも関わらず、何を出したかを覚えていなかった!(確認の為だけにここを覗いた方も同罪です)
和紀は誰のせいで負けたのかを神様に問うた!
当然、悲しみと怒りを抱えたまま敗者復活戦に挑み、呆気なく負けた!(T_T)

和紀は誰にあたる訳にもいかず、肩を落として帰る道すがら、その怒りを転がっていた少し飲み残しのある缶コーヒーの缶にぶつけ、めいいっぱい蹴り飛ばした!(>o<)

するとそこに運悪く、角からやくざ風の男が現れ、見事ズボンに命中した!
(*_*;)
和紀はその斑模様になっていく高級スラックスを見ながら、すぐに平謝ったが、すでに遅かった!_T)
その男は立ち上がりの速い高グレードのノートパソコンの如く、瞬時に顔色を変え、鬼の形相で和紀に向かって飛び掛かろうとしていた!

和紀は逃げた。必死で逃げた!…逃げた…逃げた…逃げ…『ボカッ、グェッ、…ゲホッ…(何でこうなっ グフッ こうなっちまったんだ〜〜〜ドヘッ!…)』
(T_T)



FIN



(勝ちパターン)

和紀との対戦時も決して、視線を合わす事はなかったが、負けた瞬間、メガネ越しに鋭い視線で和紀を睨んだ…
しかしすぐに死んだ魚の目のようになってしまい、やはり何か独り言を呟きながら、口角にぶくぶくと泡を溜め、人の波の中へと消えていった…



…と思いきや、敗者復活戦で、勝ち残るのはこの男だった。

めがね男は復活を誓いながら、‘ターゲットはおまえだ’といわんばかりの射ぬくような陰湿な鋭い目で、和紀の背中を睨んでいた。
口元には薄ら笑いを浮かべながら…