とは言ってみたものの、具体的に俺は何をすればいいのか。


このまま嘘を突き通すには無理があるし、状況は何も変わらない。


Pooh!を、そしてかなぷーを救うために俺ができることを考えたとき、思いついたのはホンモノの銀波と成り代わることだった。


銀波という作家の正体は謎のベールに包まれていた。


しかしプロフィールには男性であることだけは明らかにされていた。


しかも彼もまたSNSをやっていたのだ。


俺はイチかバチか、彼のSNSのアドレスにこんなメッセージを送ってみた。