「出会い~っ出会いをくださ~いっ」 あたしが嘆いているとっ まどかが何かひらめいたみたいに 手を打った 「じゃあっ今日はっ 野球部見に行こうよっ♪ 出会いがあるかもだしっ」 「野球部っ? でもっボーズだし・・・ 汗臭いし・・・」 あたしの頭の中には 汗臭い靴下のイメージがでてきた 「なんかっ勘違いしてるみたいだけど スポーツしてる人ってすっごく かっこいいんだからっ」 まどかは力説しはじめた