「ホント?」

「ホント、ホントっ!!」

「良かったあ♪
ねえ、まだ電話しててもいい?」

「うんっ
いっぱい話そうっ!!」

「うんっ♪!」



「じゃあー
また明日、学校でねっ!!お休みっ♪櫂君っ!!」

「お休みっ!!夢ちゃん!!」

そして
電話は切れた。

うっわー

夢ちゃんと電話しちゃったよっ!!

それも
約1時間もっ!!

ヤバい、ヤバい、ヤバい。

この
嬉しさを誰かに話したい。

そう思った俺は
自分の部屋から
家族が居るであろう
リビングに行った。