だって、だって、だって

「あたし
杏ちゃんに彼氏が居る何て聞いてないっ!!!」

「だって、言ってないもの。」

何でっ!!何でっ!!何でっ!!

「何で、言ってくれなかったのっ!?」

「ただたんに
言うの忘れてただけよ。」

「忘れてたって…
こんなに大事な事なのに…」

うーん。

でも、まあいいやっ!!

でわっ

「改めまして
杏ちゃんの親友をしている
如月夢ですっ!!
よろしくお願いしますっ!!」

とびっきりの笑顔であたしは言った。