そして
俺の思いが通じたのか

「分かったわ。
じゃあ、明日帰って来たら買いに行きましょうか?」

「おうっ!!
母さん、ありがとうなっ!!」

「いいのよっ!!
お母さん嬉しいっ!!
櫂に好きな子出来る何てっ!!」

そう言いながら
ニコニコとご飯を作る母さん。

何か嬉しいな。

俺が恋しただけで
こんなに喜んでくれる何て…

ヤッパリ
恋って何かいいな。

そんな事を考えていたら

「「櫂兄ちゃんっ!!
勉強っ!!教えてよっ!!」」

おっとと
そうだったな。

「よーし、やるかっ!!」

と、椎と麗の勉強を見てやって

「ご飯出来たわよー!!」

母さんが言ったので
ご飯を食べて

それから
お風呂に入って出て

ベッドに入って

最後に
目を瞑り

寝た。

そしてようやく
俺の
長すぎる1日が終わったのだった。