☆櫂side☆
「キャー綺麗っ!!
杏ちゃんっ凪君っすっごいねっ!!
櫂君ありがとっ!!
こんなスッゴク綺麗な旅館につれて来てくれてっ!!」

夢ちゃんは
さっきからスッゴクテンションが高い。

あれだよ。あれ。
今時の
言葉で言うと
アゲポヨ↑って、奴。

この言葉が
似合うぐらい
夢ちゃんは
テンションが高い。

それに比べて…
杏はテンションが低い。

夢ちゃんの上がりぷりに
若干引きながら、苦笑いをしている。

「キャー
もお本当に綺麗ー」

そう言いながら
子供の様に
はしゃぎまくる夢ちゃん。

「危ないわよ。
少し大人しくしなさい。」

冷静に注意をする杏。

うん。
何か親子みたいな会話だな。

もちろん
夢ちゃんが子供で杏がお母さん。