そう思ったあたしは
寝ようとした。

杏ちゃんからの
アツーイ視線を感じながらも目を瞑った。

だって
眠いんだからしょうがないよねっ!!

それに
櫂君だって
寝てるからねっ!?

あたしが
寝ようとしたら
もお
すでに寝ていた櫂君。

そう言えば
櫂君の顔にクマちゃんがいたよね。

寝てなかったのかな?

そう思いながらも
あたしは寝た。

そして
誰かに抱っこをされる感覚。

運ばれている感覚。

ベッドの感覚。

覚えている用で覚えていない感覚。

この感覚を最後に
あたしは
深い眠りついた。