☆夢side☆
あの魔の記者会見から
数時間後…。

あたしは

「はあ。ハハハ」

溜め息を吐きながら笑っていた。

パパもママも…有り得ない。
本当に有り得ない。

いきなり
同棲って何っ!?

あたし
まだ
櫂君に出会ってから
3日しか経ってないんだよっ!?

「櫂君。これって現実?」

「信じたくないけど…
現実だろーね。」

「だよね。」

「うん。」

本当に
パパもママも
何考えてんのよ。

「はあ~」

でもまあどうせ
決まっちゃってる事だし…

取り合えず
自分の部屋に行きますか。

「櫂君。
あたし部屋見てくる。」

「了解。
じゃあ
俺も部屋見てくる。」