「私は氷属性。 こんな事をしても意味ない」 「クスッ 私はそんなに馬鹿じゃないわ」 ―危ない― 本能がそう感じたルナは咄嗟に首筋を手で覆った。 次の瞬間 「《放出》」 バリバリバリッ 氷にヒビが入って、割れた氷の破片が一斉にルナに襲いかかった。