「さあ、始めましょうか」 学園長先生はそう言って私の方に振り向いた。 ……さっぱりわかんない。 「あのぉ…… 何をするんですか?」 そう言うと学園長先生はあら、と言ってから私に言った。 「言って無かったかしら。 クラス分けのためにテストをするの。 簡単に言うと、自分の属性で不利な魔物と戦ってもらうのよ。」 せんせー、聞いてないですー。