俺はムスッとした顔のまま、こっちを向いたミルの手をとって歩きだした。 目的地はミルの部屋。 俺の五つ向こうで、サリーの部屋のとなり。 向かいはユニールだ。 「レイトっ!?」 大股で歩く俺に、小走りでちょこちょことついてくるミル。 ………………っ、かわいい。 思わず緩みそうになった頬を慌てて戻す。 お、俺は今怒ってるんだ!