「ゆかりをからかうんじゃない」 「んー?俺はいつだって本気だもーん」 可愛らしく言いながら、私を抱きしめる腕に力が入った。 そういえば昔から会うたびに抱きつかれてる気がする。 気にしたことないけど 「あ、そうだ。れーいー! ゆかり来たぜー!」 「あん?」 パッと真咲くんの体が離れて、一気に視界が明るくなった。 ……なんだって? なんか聞きたくない名前を聞いた気がする。 「…………」 『…………』