「ゆかりー!!」 『ひゃあっ!?』 突然の衝撃が私を襲い、視界が真っ暗になった。 な、なに!? 「久しぶり、ゆかり。会いたかったぜー」 私に抱きつき極上の笑顔を浮かべる人物に、私は目を見開く。 こ、この声は。 『真咲くん!』 「よっ!」 『わ、久しぶりだね』 「ここずっと会えないでいたからなー。 今日は俺が呼んでって頼んだんだ」 ポンポンと頭を撫でられ、つられて笑顔をこぼす。 どっかの誰かさんとは大違いだ。 その優しさを、誰かさんに分けてあげて欲しい。