俺を睨んでいた姫菜が、俺の手からクッキーを奪う


「あ、ってえっ?!」


一瞬、奪われたクッキーに意識がいき、姫菜に服を引っ張られたことに反応できなかった

だから、俺の体が少し傾いた

それによって、俺と姫菜の顔の距離が近づいた

っで、今度は姫菜が意地悪く笑った


「優太…好き」


言葉を言い切った姫菜の唇は、そのまま俺のソレに押し当てられる


予想して無かった姫菜の行動に、俺の心臓は一瞬止まるかと思った


姫菜に、ファーストキス奪われる俺

あぁ…やっぱり王女様には敵わないや…