霊務・ザ・ファイナル(霊務4)


ここで、名探偵礼子は推理した。











「ムム……みんなであんみつを食いに行ったな……犯人は茶店『ズズラン』です!!」











「そう行って、目の前の茶店行こうとしない」











礼子の首筋をムンズッと捕まえ、行かないようにさせる。







油断も隙もあったもんじゃない。











「ねえねえオッサン~。こんなに居ないのおかしいよねこれ? 中にいるかもよ、入ってみる?」











「むう……でもお偉いさんの指示なく入るなんて……」











出た。オッサンのうだつが上がらない性格。










そんな事してれば、一生この周りをうろつかなくてはならない。










「ほら、いいから中行くよこのシジミ。早くしないと置いてくよ」











「うう……仕方ないなあ……」











ルールに反するが、調査の為なら仕方ない。










霊に会うまで、どんどんと奥に入って行った