霊務・ザ・ファイナル(霊務4)


なにはともあれ、礼子様ご一行は問題のある地に赴くのでしたペンペン。










「そんな時代劇調はいいから」










ナレーションに突っ込んだのか?
それともただの独り言か?

オッサンは、焦りからくる恐怖心から言葉が出た。











はてさて、何故彼はそんな状況下にあるのだろうか?












それは、目の前の建物が原因だった。










その建物とは……『病院』










古くに壊された、廃病院である。










人間界からしても恐怖率NO1・目が覚めていきなりここなら嫌な場所NO1・ハネムーンで一泊したくないとこNO1・父さんクビになったんだ…今日からここに住もうと言われて嫌な住まいNO1




DHCチャッチャッチャ
コスメNO1~











「礼子君、ボ~っとしてまたアホな事考えてるでしょ? 病院に私は行かないよ。強力な霊がいるから」











お偉いサンも怖いが、何よりタチの悪いのは自縛霊。





この様な人間がよく死ぬような場所は大抵未練が残り、選択の間を通る前に死んだ所から離れられなくなる。



そうした場合は、高い確率で自意識を失っている。











つまり、問答無用で襲いかかってくるケースが多いのだ