霊務・ザ・ファイナル(霊務4)


霊力を腕に集中させ、その塊を物理攻撃に乗せる。










霊の力を応用した、上級者が使うような技を披露し、周りは一層盛り上がった。











「うぉぉぉぉ!!!」




「ワー!!ワー!!」










このように煽る者は、お祭り霊におべっかを使う為にワザと大声で盛り上げている。







悪ふざけでも過ぎれば、イジメの同罪に当たる。











女の子1人相手に、これはやり過ぎだと言うものだ。










「礼子君……何故……何故立ち上がらないんだ……?」










その言葉が届いたのか? 礼子は足元をふらつかせながら、なんとか立ち上がった。










「へへ……おっつぁんよ……見てなって……」









妙な喋り方で、ボロボロな礼子はお祭り霊に殴りかかった!






しかし……










バキ!!!










「ああ!!!」











礼子のパンチは当たらずに、逆に先に決まったのはお祭り霊の巨大な拳だ。











「ク、クロスカウンター!!」










そのまま礼子はズルリとうなだれ、グシャリと地面に沈んだ。










ワーーーーー!!!!!










その場は大盛り上がり、観客霊は手を叩いて喜んでいた