霊務・ザ・ファイナル(霊務4)


そんな彼女は、イタズラ放置したまま神社に向かった。









やりっぱなし、散らかしっぱなし。











「オイオイ、待てよ礼子君! 彼らそのままかよ!」











見ると、可哀想に……まだ呆然としている。











汚物にまみれた人間・霊共は、ただただ遠い空を眺めていた。











それを無視した礼子は祭りの中心部に行き、何かを探すように辺りを見回すと、目当てのものを発見したのか真っ直ぐ向かう。








目的にしていたもの……それは今人間達により運ばれたばかりの御輿であり、それによじ登り大きく立ち上がって見せた。











「さあさあ!! みんな、こっちに注目よ!!」










ザワザワ……


何か何かと、霊達は礼子に注目する。










オッサンもそんな霊達と混じって、あわわわしている。










何をやらかすのかと、心配で仕方がないようだ。











「アタシは礼子! この間、つい死んじゃったお茶目な女の子! そんなアタシは今探偵をやってるの! みんな、どんどん来てねん!」











その言葉に、周りの霊の表情は青白くなった。






もともと青白い団体さんなのに、それより更に青白くなるのは、笑える程ブルーだ。










「キャハハ! ブルーキャンパスね!」










1人でウケていると、強い風が突然ゴウッ!と唸った