そんな彼女は、イタズラ放置したまま神社に向かった。
やりっぱなし、散らかしっぱなし。
「オイオイ、待てよ礼子君! 彼らそのままかよ!」
見ると、可哀想に……まだ呆然としている。
汚物にまみれた人間・霊共は、ただただ遠い空を眺めていた。
それを無視した礼子は祭りの中心部に行き、何かを探すように辺りを見回すと、目当てのものを発見したのか真っ直ぐ向かう。
目的にしていたもの……それは今人間達により運ばれたばかりの御輿であり、それによじ登り大きく立ち上がって見せた。
「さあさあ!! みんな、こっちに注目よ!!」
ザワザワ……
何か何かと、霊達は礼子に注目する。
オッサンもそんな霊達と混じって、あわわわしている。
何をやらかすのかと、心配で仕方がないようだ。
「アタシは礼子! この間、つい死んじゃったお茶目な女の子! そんなアタシは今探偵をやってるの! みんな、どんどん来てねん!」
その言葉に、周りの霊の表情は青白くなった。
もともと青白い団体さんなのに、それより更に青白くなるのは、笑える程ブルーだ。
「キャハハ! ブルーキャンパスね!」
1人でウケていると、強い風が突然ゴウッ!と唸った



