霊務・ザ・ファイナル(霊務4)

【礼子とオッサン―ラスト】









「さて……ついに霊務の全てがラストか……今日は正装で来たぞ」









「あらオッサン。用意いいわね」










「当然。これで我々の物語は完全ラストなのだから。最後くらいまともな挨拶をしたいよ」










「ふ~ん、じゃあ読者に挨拶しよ」










《皆さん! 長年のご愛読、ありがとうございました!》











「ふう~~満足満足」










「じゃあね、オッサン」










「おや、礼子君慌ててどこ行くの?」









「ん。だって物語完結していないじゃん」











「へ? でも霊務ファイナルって……」









「だからタイトル変えるのよ『ザ・レイム』(霊務5)ってね」










「へ……え!?」










「じゃあね、先行ってるよ」










ポツーン……

と、なると思いきや!








シュッ!!





「ワハハ! そのくらい読んでたよ礼子君。見よ、正装の下は走りやすい格好だ!」










「オッサン、言い忘れたけど先にあっちだよ『霊務外伝』の方」










「…………………………………………………は?」











「霊務シリーズ『二作同時』始まるんだよ。外伝の主人公はオッサンで、アタシは出ないから。じゃ霊務5で待ってるね」










……










「これは予想つかなかった」