霊務・ザ・ファイナル(霊務4)

【礼子とオッサン―9】









「すき家牛丼250円~~」











「そんなノリノリで言わないの礼子君」










「え~~だって私達の物語が教科書になって、未来の人が読んだ時に、あ、すき家ってこの頃250円なんだって思うでしょ? 未来じゃ一杯五千円かもよ」










「そうにしても、間違っても教科書載らないから。まだ書籍化されてってなら話が分かるが、教科書までとは……野望でか過ぎでしょ」











「何!? 書籍化? そんな事考えてるのオッサン! キャハハ無理無理」











「ち、違う! 話の流れだわいな!」











「焦って言葉遣いが変になってる~~動揺動揺★」











「もうっ。からかわないでくれたまえ」











「でーも実際あるかもよ?」











「ないない。まずないから君」










「そんな事ないわよ」










「……え。ほ、本当に?」












「だって安いもの。すき家書籍化も遠くはないね」











「すき家の事かよ」