霊務・ザ・ファイナル(霊務4)


「最高だ……血が騒ぐような殺し合い……最高の気分だ……」











このやりとり事態を、楽しんでいるかのような発言。











頭が狂っているのも程がある。










痛みを感じないのか、それを受けても同じようなスピードで迫りくる。











「オラよ!!」











ガン!!











赤鬼に蹴られたのは、礼子の腹の箇所。


サキに貫かれた部分である。











ドパッ!!!!










治ってもいないのに、攻撃を与えられた事により再び血が吹き出した。











礼子はフラフラとよろめいた。










「こんの……お腹の子を……アナタの子よ! 認知してよ!」











さっきから言ってるが、乙女って性格じゃない。












こう言う時だけ、女性ぶるのは止めていただこう。












礼子・赤鬼共に、お互いのダメージは深刻。











そろそろ最後の一撃を決めて、終わらせなければならない