ん? ん?
なんだなんだ?
「何か用か? 娘子」
すると礼子は、ニッコリとして答えた。
「発言も顔も怖~~い★もしかして君、怖い人?」
それに対して、獅死雄は無視するように沈黙を見せる。
すると急に礼子は、獅死雄の腕をガッツリ掴んだ。
「こんな人の性格を打ち壊すの好きなんだ! オッサン。ちょっとこの人と、その辺デートしてくんね」
そう言って、無理やりズルズル引っ張っていく。
「ちょ! 礼子君!」
そうオッサンが追いかけようとすると、亀咲に引き止められた。
「いいさ。放っておきな。獅死雄にあんな口聞いて……殺されればいいんだ。数分もしない内に、すぐ戻るさ」
そんな、殺されればいいって……
バトルしたがってる人と2人きり。
当然、直ぐに争いが起きるだろう



