霊務・ザ・ファイナル(霊務4)


ん? ん?





なんだなんだ?










「何か用か? 娘子」











すると礼子は、ニッコリとして答えた。










「発言も顔も怖~~い★もしかして君、怖い人?」










それに対して、獅死雄は無視するように沈黙を見せる。










すると急に礼子は、獅死雄の腕をガッツリ掴んだ。










「こんな人の性格を打ち壊すの好きなんだ! オッサン。ちょっとこの人と、その辺デートしてくんね」










そう言って、無理やりズルズル引っ張っていく。











「ちょ! 礼子君!」










そうオッサンが追いかけようとすると、亀咲に引き止められた。











「いいさ。放っておきな。獅死雄にあんな口聞いて……殺されればいいんだ。数分もしない内に、すぐ戻るさ」









そんな、殺されればいいって……










バトルしたがってる人と2人きり。









当然、直ぐに争いが起きるだろう