三鬼神以外に、他にも黒ガラスの手下が?
よくそれを、捕らえる事が出来たものだ。
「ほほう、それはまた何者なんですかな?」
「いえ……分かりません。しかし、両手に出店の品々を抱えてる妙な霊でして。何者か吐かせるにも、焼き鳥を食ってて喋らないんですよ」
……え゛
まさか……
それって……
すると、奥からギャーギャーと騒がしい声が聞こえてきた。
「ちょっと離しなさいよスケベ! 焼き鳥やんないわよ!」
そう言って連れて来られたのは、まさかの加納礼子……
「さ。どうしますかコイツ。霊力が強いんで我々じゃあどうにも出来ません。どうか、四獣霊様のお力を」
…………
はあ~
もうげんなりだ……



