『ど、どうして才脇君がいるの?もっ、もしかして付き添い?!』 「付き添い…じゃねーよ!」 少し不機嫌才脇君…私、何かした?!意味わからないよ、本当。 「とりあえず、走れ!」 『あ、うん!』 私は才脇君に言われるがままに走った。走った…けど、おかしくない? どうして、手握ってるの? どうして、才脇君なわけ? わかんない。 『ちょっ、早いよ~』 帰宅部なのに走るのが早い才脇君。 ついて行けない。 「着いたから、大丈夫か?体力ねーな。」 今日も彼は毒舌。