*** こちらは副長室。 難しい表情をした男三人が向き合うように座っている。 「…副長は、どうお考えですか?」 「………まだよくわからねぇ」 一体、あのまか不思議な現象はなんだったんだ? あいつは、本当にこの時代の奴じゃねぇのか? だが、んとに未来から来たのであれば、点と点が結びつくんだが…。 「……僕は信じていいと思いますよ?」 「何言ってんだ、総司。あいつ…、神崎には証拠がねぇだろうが」 総司の間抜けな声に、苛立ちが募る。 こっちは全くわからねぇことばっかだっつうのに。