…どういうこと?
意味わからない…。
あたしは恐る恐る携帯を開き、ディスプレイを眺める。
でも、やっぱり…
『新着メール1件』
と…表示されている。
なんだろう。
気になるし、読んでみようかな。
あたしがメールを開こうと、ボタンを押そうとした瞬間…。
「ん…ち、はるさ…?」
「──!」
──ガンッ
隣で寝ていたはずの沖田さんが、ムクリと起き上がって目を擦っている。
悲鳴こそ出さなかったものの、驚いたあまり、携帯を落としてしまった。
「あっ、それって…ケイタイ、でしたっけ?」
「……はい、携帯です」
あたしがそう答えると、沖田さんは急にパアァッ!と笑顔になる。
な、なに?
携帯なんか見ても、甘味は出てきませんよ?
それとも…珍しいから触ってみたいのかしら?
そう思っていると、沖田さんは口を開く。
「そのケイタイ、ちょっと貸して下さい!」
「………」
やっぱり。
予感的中しすぎて、少しだけ拍子抜けしてしまった。

