Give Me Smile―新撰組と氷姫―






強制的に背中を押され、部屋へ連行される。

沖田さんはやや乱暴に障子を開けると、あたしを中へ入れて布団を敷いてくれた。



「さ、千春さん。横になっていて下さい」


「…………はぁ」



ため息を吐いてから、あたしはゆっくりと布団へ入る。


すると、沖田さんは満足したのかいつものニコニコ顔に戻っていた。



「それじゃ、洗濯は僕に任せて下さいね」


「…………」



今度は静かに障子を閉め、沖田さんは部屋を出て行った。


…………暇。暇だわ。


あたしは沖田さんが出て行ったのと同時に、起き上がって伸びをする。