Give Me Smile―新撰組と氷姫―






少し首を傾げていると、沖田さんがクスクスと笑う。


「土方さんったら…。素直に『大丈夫か?』って聞けばいいのに」



沖田さんはまだクスクスと可笑しそうに笑い続け、ねぇ?と同意を求めてきた。


いや、ねぇ?と聞かれても困る。


まだ笑いが収まらない沖田さんに呆れつつ、土方さんが置いていった薬を見てみる。


それは、沖田さんが持ってきたものと少し異なっていて。


(もしかして…石田散薬の薬だったりする?)


なんて思っていると、沖田さんはようやく落ち着いたみたいで。



「まあ、皆心配しているのですから、お粥、食べて下さい」


「…いりません」



また、さっきみたいなやりとりが続く。


沖田さん、いつになったら諦めてくれるのだろうか……。


あたしはふぅ、と心の中で重いため息を吐いた。