沖田さんだよね…?
そう思って、だんだんクリアになっていく視界の中で探す。
「あ、千春さん。目が覚めたんですね」
「沖田、さん…ケホッ、ゴホッ」
慌てて口を塞いで顔を背ける。
布団の隣に沖田さんが座っていて、思ったより近い場所にいたことを知り驚く。
ボーっと沖田さんを眺めていたら「お待たせしました」と、何かを横から出す。
「は……?」
それは、まあ、想像通りだったんだけど…。
「頑張ってお粥作りました!食べれそうですか?」
「…………はあ…」
ニコニコしている沖田さんにため息を吐く。
あたし、ちゃんといらないって言ったよね?

