最悪。
身体が物凄く怠い。
目が熱くて自然に涙が溜まっていく。
「コホッ…ケホッ…」
「大丈夫ですか?千春さん?」
コクリと頷いたあたしを心配そうに覗き込む沖田さん。
もうわかったとは思うけれど…、あたしは風邪を引いてしまった。
「今、何か温かいものを作ってきますからね」
「…なにも、いらないです」
沖田さんが親切になってそう言ってくれるけど、本当に何もいらない。
逆に今何か食べたら吐きそうで、只でさえ迷惑なのにもっと迷惑がかかる。
「だめですよ」
「……いらない、です…」
そう思って言ってるのに、沖田さんはちっともわかってくれない。

