それは中3になったばかりのこと。 なにげ部活少女だったあたしは、その日も過酷な練習を終え、家に向かって街灯の少ない道を歩いていた。 「マジありえねぇし」 「お前かっわいそ〜だな〜」 「ウケてしょうがねぇんだけど!」 うわ。 イマドキってカンジの不良少年…いや青年?達が前から歩いてきた。 やだな〜怖いな〜。 でもここで引き換えしたら余計変だよなぁ〜。 まっ大丈夫だろ。