毛皮を剥がし、適当な大きさに切って焼いてみんなで食べ、そのときに夜は二人一組で、交代制で休憩をとることになった。

始めはアルベルトとカイナが見張りをすることになり、雅也とラゼルは休息をとる。

雅也「ではお願いします」

雅也は近くに生えていた木の幹によりかかって先に眠り、ラゼルは最後の肉を食べていた。

カイナ「ラゼルってよく食べるよねー」

ラゼル「そうか?うまいもんならたいがい食べれるが」

カイナ「いや量の話だよー」

ラゼル「だって残すのもったいないし」

カイナ「まぁそうなんだけどさぁ」

猪の大半はアルベルトとラゼルによって食べられ、カイナと雅也は少ししか食べなかった。

ラゼル「よし私も寝る」

カイナ「うんおやすみー」

ラゼルは雅也の寝ている木へ行き、雅也の横に腰を下ろした。

その様子を不思議そうに見ていたアルベルトとカイナ。

ラゼルは自分の上着を脱ぎ、雅也にかけ自分もその中へともぐりこんだ。

カイナ「ちょ!」

アル「!?」