雅也とラゼルは薪を、アルベルトとカイナは料理を受け持った
といっても材料はデカイ魚と獣肉
だから刺身、焼き魚、焼いた骨付き肉、採取した果物だった
食べながら四人はいろいろな話をして何故かこんな話になった
雄也「アルベルトさん僕と勝負してくれませんか?」
アル「ほーう本気で言ってるのか?」
雄也「もちろん、でも武器をどうすればいいか・・」
アル「あ、お前も魔装召喚できてるだろ?ってかそこの嬢ちゃんがそうなんだろ?」
アルベルトはあごでラゼルのこと指す
雅也「確かにそうですが、アルベルトさんもできるんですか?」
アル「まぁな武器を手に入れる程度はな。そっちの嬢ちゃんみたいに人間のような姿をしているほうがレアなんだがなぁ」
と腕を組み悩む格好をとったがほんの数秒であきらめ
アル「ま、とにかくやろうや!」
とふと空に向けてアルベルトは右手をのばした
すると手のひらの上の部分に魔法陣が描かれ光を放つ
その光の中に手をいれ
アル「こい!」
かけ声とともに長さ170mはありそうな大剣が出てくる
刃が青白く輝く
一言で言うなら宝剣のようにきれいで存在感のある大剣だった

