雅也はある魔力を感じはっと顔を上げる

雅也「っ!この魔力の感じ・・・あのリーダーか!」

ラゼル「リーダー?」

ラゼルはあの時あの場にいなかったからわからない

アル「お~あの短時間で魔力も覚えられるとかなかなかじゃないか~」

カイナ「ぶーぶー私のことも忘れないでよねー」

カイナは口を尖らせ言った

雅也「お前たちもこの島に流れ着いてきたのか!ラゼル鎌に!」

ラゼル「え?あ、うん」

ラゼルは雅也から戦意を感じ光に変わり、鎌の形になって宙へ浮かぶ

アル「ほー道理でそいつから異常なほど魔力を感じるのか」

雅也「なに?」

雅也はラゼルからの魔力はあまり感じることができなかった

アル「まぁわかるわけないか。契約した場合召喚された方の魔力と契約者の魔力は同じになる。自分で自分の魔力は見えないだろ?それと同じだ」

雅也「そうだったのか」

アル「てか構えるなよ。俺は戦うつもりはないし、むしろこうなんていうかさー」

カイナ「兄貴はお前たちと仲間になりたいっていいたいんだよ」

雅也「・・・はぁ?」

雅也が余りにも気の抜けたため息がこぼれる