雅也「また寝るな!」

ラゼル「よいではないかー」

雅也「よくない!」

ラゼル「私はまだ眠いのだ。それに雅也の上はあったかくて気持ちいい」

雅也「・・・・ッ!」

雅也の顔がもう真っ赤になった

ボフンと音までたっていそうだ

雅也「で、でも寝るなー!」

ラゼル「うるさいぞーてかどうして顔が赤くなっているのだ?熱でもあるのか?」

ラゼルは雅也の前髪をかき分け、自分の額と雅也の額をくっつけた

雅也「なッ!」

雅也反射的に頭を思いっきり引いた

そしてゴツッ!と鈍い音をたてて、木にぶつかった

雅也「いっったあぁ!」

ラゼル「少し熱かったが、その元気があるなら大丈夫だろ」

雅也「とりあえず降りてくれ!」

ラゼル「しかたないなー」

ラゼルは渋々降りてくれた

少し残念な顔をして

雅也「腹減ったなーなんか釣ってくるか?」

ラゼル「釣るって何を?」

雅也「魚だよ魚」

ラゼル「でも道具がないじゃん」

雅也「ないなら作ればいい」