甲板が近くなると人の悲鳴、雄叫び、剣と剣の交わる音、銃声やが聞こえてくる
海斗「くそーー!銃なんか持ちやがって!ぜってー倒す!」
雅也「おいおい銃持ってる奴に嫉妬するなよ」
真夜「しかたないじゃんお金無かったんだし」
海斗「うるせー銃を奪ってやる!」
雅也は苦笑いし、真夜はなぜか笑顔で、海斗は珍しく冷静さをなくしていた
戦場を前にしながらも緊張感を感じない会話だった
雅也「よし行くぞ!」
真夜「うん!」
海斗「銃・・・」
雅也「海斗・・・銃ばっか意識するなよ?」
そう念を押して甲板にでた
しかし今のたった数秒の会話の間に戦場は静かになっていた
そして目に移った光景は
海賊たちの死体ばかりが転がっている光景
そして立っている者たちは国の軍【帝国軍】だった
雅也「なぜここに【帝国軍】が!?」