ラゼル「スー・・・スー・・・」

ラゼルは規則正しい呼吸で眠ってしまっていた

雅也は食料調達をしようと思っていたが、ラゼルが寝てるのに置いていってはいけないと思い、そのままだった

雅也「なんでこんな簡単に寝れるのかなー」

半分は呆れて、もう半分は疑問でその言葉を口に出したが、もちろん返事はない

雅也「この緊張感がない奴め」

そう言ってラゼルのほっぺをつついた

ラゼル「んん・・っん・・・・スー・・」

始めは一瞬顔をしかめたが、普通に寝てしまった

雅也「こっの」

ほっぺをさらにつつく

ラゼル「んー・っん・・・」

起きない

それどころかラゼルは雅也にさらに寄り添い、抱きついてきた

足を絡め、腕を抱かれ、肩の上にラゼルの頭がある状況

雅也はいろいろパニクっていた

雅也「ちょ!ラゼル!?」

もちろんラゼルは起きるわけはなく、そのまま寝ている

雅也は始めはあわてていたが少し落ち着いてきたところで、睡魔がおそってきた

魔獣がでる森で危険なのに雅也も睡魔には勝てず寝てしまった