真夜「な、なに今の音!」

雅也「今のは大砲の音?・・・まさか海賊か!?」

真夜「え、ホントに海賊に襲われてる?」

真夜と雅哉が混乱してる中海斗だけは冷静だった

海斗「二人とも武器を!とにかく甲板にいこう」

雅也「え?あ!そ、そうだな」

海斗の一言で、雅弥と真夜は落ち着きを取り戻した

雅也は大剣背中にしょい、海斗は弓を手に持ち矢を背中へ、真夜はクナイのついたベルトを腰に巻き、杖を手に持つ

三人ははじめから鎧を身につけていた。だから準備にはあまり時間がかからなかった

海斗「準備はいいね?じゃあ行くよ」

真夜「うん、でも襲撃はさっきの一発だけじゃない?」

雅也「船を沈めたら海賊たちはなにも奪えなくなるから、船をしずめるなんてしないはずだろ?」

真夜「なるほど」

海斗「甲板は多分もう戦場だ。ためらったり油断すると命を落とす危険があるからね」

雅也「わかってるさみんな死ぬなよ」

三人は騒がしくなった甲板へ向かった