「まだ寝てろ。」 風雅はあたしの元へ来るとそっと抱き起こしベッドへ戻す。 「風雅…ここどこ?皆は大丈夫なの?黒蛇はどうなったの?」 あたしは疑問に思ってることを次々に言葉に出す。 「あいつらに会いたいか?」 「え?」 風雅の突然の問いかけに首をかしげる。 しかしよく考えるとあいつらとは空良達のことではないのか? 「うん。」 暫くの沈黙の後あたしは首を縦にふる。 風雅は優しく口許を上げて微笑む。 いつも無表情のくせに突然そんな顔をされると思わずドキッとしてしまう。