壁にもたれ掛かりながらこれからのことを考える。 携帯で見た時間はすでに19時を回っていた。 きっと風雅達もあたしが戻って来ないことで黒蛇に誘拐されたことも視野に入れてるはず。 だからと言って助けに来るかと言えば話しは別だ。 所詮は偽者の姫。 絶対に助けなければならないなんてことはない。 むしろ助けに来る確率の方が少ない。 そう考えると唯一の連絡手段だった白い携帯も何の意味もない物に見えてくる。 あたしは一体どうなるのだろうか。 このまま殺されるのだろうか。